2010年03月05日

イタリアの友人

94cdadbe.JPG

イタリアの友人です。サーキットでは998RSに乗っています。街乗りは1098Sです。生粋のドゥカティスタです。とっても

いいやつです。

いろいろと情報も送ってくれてとても助かっています。先日プレゼントに日本酒を送りました。EMSで送りましたが、発送したのは1月27日。荷物の追跡調査をすると、2日後の1月29日にはイタリアに着いていました。しかし通関に手間取り、ギフトである事を証明せよ、とか、原産地を証明せよ、とか、なんだかんだと難癖をつけられ、彼の手に品物が届いたのが何と

3月3日!!!

大丈夫ですかあ?この国・・・・・。1ヶ月以上かかってやっと手にした日本酒に感激して画像を送ってきてくれました。ブログで紹介したらどうかと言い添えて。喜んでもらえてよかったです。

税関の人間が危険物かどうかを調べるために毒見をして、結局全部飲んじまったんじゃないかと本気で心配しました。

  
Posted by cpiblog00738 at 13:15雑記

動力計の上で回してみました

cbadd3f8.JPG排気系を998タイプにしたエンジンですが、動力計の上で比較テストしてみました。全負荷状態で運転したので前回と同様に排気管は真っ赤になり、パイプの色が変わってしまいました。試験前の画像と比較すると良く判ります。排気管が真っ赤になった時の排気温度に興味があったので今回は排気温度計も装着しました。結果は最高温度で800度を少し超えるくらいですね。出力に関しては、やはり排気管が太い方が最高出力が稼げるようです。果たして空冷2バルブエンジンでも同じ結果が出るのか、ちょっと興味あるところです。  
Posted by cpiblog00738 at 12:41ベンチテスト用エンジン製作

2010年02月23日

H2

eeefa0d8.JPG

カワサキH2。お客様のバイクです。お客様のご好意に甘え、短い時間でしたが試乗させていただきました。その印象は・・・・・。

今のレベルで言わせて貰えば、殆ど壊れているに等しいです。凄い振動です。部品がたくさん脱落するでしょう。ブレーキは効きません。路地から何か飛び出してきたらそのままカミカゼ突入です。煙凄いです。信号待ちで目がチカチカします。メカノイズも凄いです。シンバル叩いているみたいです。操作系の節度感もありません。一定速で走行しようとするとハンチングが出て非常に不快です。開けているか閉じているかのどちらかでないとエンジンが安定しません。今こんな新車があったらクレームの嵐で、即訴えられるでしょう。でも・・・・・。

正直言って、欲しい!!!と思いました。

久しぶりに毛色の変わったバイクに乗ったということもあるでしょうが、乗っていて楽しい!面白い!と思いました。これ一台のみの所有ではちょっときついと思うのが正直なところですが、異なるタイプのバイクと複数台所有出来ればベストでしょうね。

  
Posted by cpiblog00738 at 00:30雑記

2010年02月21日

クランク

a7610ebc.JPGメタル合わせをしてクランクにコンロッドを組みました。工場出荷の状態ではメタルクリアランスをかなり狭く組んでありました。ストリートユースに的を絞っているのでしょうか?このエンジンはレーストラック走行専用で使われるので、いつものように広めに組みました。  
Posted by cpiblog00738 at 00:071098R

コンロッド

c8bbe2bb.JPG

コンロッドはチタンの型モノですが、今迄見慣れている748Rや999S等のものとはちょっと違います。若干フォルムも違いますが、決定的に違うのは2軸間の距離が今までのものより1〜2mm短いということです。高性能エンジンですから今までより長くなっているのかと思ったら意外でした。ストロークが長いのでそうでもしないとエンジンの中に部品が納まらないのかもしれません。

  
Posted by cpiblog00738 at 00:011098R

2010年02月20日

クランクシャフト

42b78930.JPGクランクシャフトは文句無く格好良いです。ストリートバイクとはとても思えません。高そうです。  
Posted by cpiblog00738 at 23:551098R

トラブルも有りました

b3ba1a99.JPGこんなトラブルも有りましたが、まあしょうがないです。摺動面の表面はメッキがかかっている様には見えず、金属の表面を熱処理してそのまま磨いたように見えますが、本当のところはどうなのでしょう?  
Posted by cpiblog00738 at 23:531098R

2010年02月17日

ヘッド完成

4b019eae.JPGとりあえずヘッドが1個完成です。こうしてみるとバルブでかいです!インテークなんてφ44.3mmです。空冷2バルブの1000DSのエンジンのインテークバルブがφ45mmなのでほぼ同等。バルブの数は倍ですからね。  
Posted by cpiblog00738 at 16:211098R

ヘッド組み立て

4862f832.JPGヘッド組み立て中です。今回はガイドもシートもそのまま。軽い摺り合わせと当りの点検のみです。チタンバルブに磨り合わせは御法度ではありますが、私はやってしまいます。いろいろな意味で、自分のですし・・・。要するにチタンバルブに施してある表面処理の硬質な陽極酸化皮膜が磨り合わせによって削られて無くなってしまっては都合が悪いということなのですが、確かにその通りです。でも996RSのチタンバルブは表面処理が施されておらず、ナマのままだったのでバルブフェースの磨耗が激しかったのですが、それでも走行500km位なら特に問題ありませんでした。バルブスプリングをメインに使用しているエンジンだとバルブをシートに押し付ける力が強いので瞬く間にバルブフェースが磨耗してしまうという話は聞いた事がありますが。1098Rの場合、何しろ1本10万円オーバーのバルブなので、お客様のエンジンの場合は磨り合わせは怖くて出来ないです。  
Posted by cpiblog00738 at 16:121098R

カムシャフト

940767f1.JPGカム山の軽量化、こうしてみると凄いですね。999F04エンジンもこうした造りになっていましたが、ここまでカムの幅を狭くしていません。こっちの方が著しく過激です。オイルラインになる溝がカム側になりましたね。今まではヘッド側でした。確かにカムに溝を切る方がコストが安そうです。  
Posted by cpiblog00738 at 15:581098R

シリンダーヘッド

9ad47658.JPG

ヘッドカバーを開けたところです。999とかに比べて部品点数が少ないですね。そうしてコストを下げる事と軽量化する事を両立させています。クローズ側のカム山の軽量化が凄いですね。コストダウンを目標とした設計ではあるのですが、カムやバルブ、ロッカーアーム等の主要部品は全て非常に高価なので、絶対に壊れて欲しくない部品たちです。

  
Posted by cpiblog00738 at 15:531098R

クランクケースの中

b55f91e7.JPGクランクケースを分解したところです。クランクのウェブはファクトリーマシンみたいです。999F04エンジンのそれにかなり似ています。一般市販車なのに・・・。シフトフォークピンも軽量化のために中空のものが使われています。  
Posted by cpiblog00738 at 15:451098R

エンジン左側

34cc75cc.JPGこちらはエンジン左側です。ギアというギアには軽量化の穴が。こちらも2005年以降の749Rに似ています。セルモーターとクランクの間に位置する中間ギアの大きさがかなり大きくなっています。減速比が今までになく大きくなっていますね。こうでもしないとこのセルモーターの容量ではクランキングが難しいのでしょう。何しろドゥカティの場合は、確か全車種が同じセルモーターを使っていますから。  
Posted by cpiblog00738 at 15:411098R

分解中

ed0964d6.JPGクラッチ側の1次減速ギアその他です。ギアには軽量化のための穴が開けられています。749Rと似た感じを受けます。  
Posted by cpiblog00738 at 15:351098R

エンジンを降ろしました

4e1b0997.JPG早速エンジンを降ろしてエンジンスタンドに載せました。  
Posted by cpiblog00738 at 15:321098R

1098R

3955a398.JPG長期間放置されていたTFDの1098Rですが、時間が出来た(要するにヒマということです)のでこの機会にエンジンを分解して組み直し、ちゃんと走れるようにします。現在はEVR-3のECUもあることですし、それを使おうと思います。FISCOの耐久はこれで出ても良いかなと思っています。  
Posted by cpiblog00738 at 15:281098R

2010年02月13日

再び999のエンジンが動力計に設置されました

3b6cacdd.JPG

いったん終了した999エンジンの動力計による試験を再開します。今回はフルエキを今までの999用φ57から998用φ50のものに交換し、どのような差があるのかを確かめようと思います。フルエキ以外は何も換えていないので、有意差が出現した場合それは単純にフルエキによるものと判断できます。また、マッピングの数字がどのように変化するかも興味深いところです。

 

  
Posted by cpiblog00738 at 22:56ベンチテスト用エンジン製作

2010年02月09日

次はこんな感じ?

8c83fef6.JPG

最近不況のせいか仕事がヒマです。なので時間はあります。これを利用して久しぶりに何かを造ってやろうと思い立ちました。

こんなのどうでしょう?勿論サーキット専用車になります。お金をかけられないので出来るだけ既に所持しているもので造ろうと思うと、やはりスーパーバイク系のフォルムになりそうな気がします。

  

2010年01月27日

エンジン様ご苦労様でした

a7ab8785.JPG

動力計から降ろしたエンジンをエンジンスタンドに載せました。今回どのくらいエンジンを使ったかという目安として、どのくらいガソリンを使ったかということから判断する事にしました。全部で約50リッター弱です。多めに見積もっても走行500kmというところでしょうか?

今回改めて思った事があります。同じ仕様のエンジンでも個々のエンジンやスロットル関係の補機類にはかなりの個体差が有り、そのため、あるエンジンと補機類の組み合わせのマネージメントを詰めてゆくと、その組み合わせ専用とも言えるマネージメントが出来上がります。そう考えると、不特定多数の同じ仕様のエンジンなら何にでも過不足なく使えてしまうメーカー純正のマネージメントというのは本当に素晴らしいもので、ある意味驚異的だと思います。

このままこのエンジンを身請けしてくれる方がいらっしゃればそれはそれで結構なことですが、そうならない場合は引き続きいろいろな事を試してゆこうと思います(時間とお金の余裕があればですが)。どなたかこのエンジンの今後を引き受けていただける方はいらっしゃいませんか?エンジン下取りも歓迎です。いずれにせよこのエンジンは今回のタイミングで腰上を分解点検して内部のチェックを行います。

 

 

 

  
Posted by cpiblog00738 at 00:35ベンチテスト用エンジン製作

いったん後片付けです

1c6d5758.JPG

まだ試したい事は山積みなのですが、動力計に載せるエンジンが後につっかえているのでいったん撤収です。

今回点火時期は触りませんでしたが、次はそこも詰めてみたいです。それには排気温度計とノックセンサーが必要ですね。排気温度計は持っているのであとは取り付け座を排気管に溶接すれば良いのですが、ノックの音を聞く設備はそれを扱う人間ごと借りてくるしかないですね。そんなに神経質にならないで適当にいじっても大丈夫だよ、という人もいますが、私は昔の人間なので何の根拠もなく点火時期を触るのが怖いのです。燃調が外れてもエンジンは壊れませんが、点火時期が外れるとエンジンは一発で壊れるというイメージが頭の中にあります。何しろドゥカティのエンジンは部品が高いので絶対に壊したくないですしね。

  
Posted by cpiblog00738 at 00:10ベンチテスト用エンジン製作