2005年12月27日

バルブだって

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前の話の続きですが、ハーフリングの太さが違えば、それが嵌るバルブステムの溝だって当然違います。

画像では左が初期型、右が現行型です。見て判るように、溝の幅が明らかに違います。バルブにも互換性が無いという事ですね。

つまりバルブ、ハーフリング、クローズ側アジャストメント、この3点は新型なら新型で、旧型なら旧型で、セットで使用しなければなりません。

  

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こちらはハーフリングですが

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で、こちらはハーフリングです。バルブとクローズ側アジャストメントを固定するもので、コッターピンとかバルブコッターとも呼ばれます。

これ、2種類あるんですけど、知ってました?

画像の右側にあるのが現行品で、材質は磁石につくのでスチール系でしょう。そして画像の左にあるのが例の初期型アジャストメントに使用されるものです。材質は磁石につかないので、ステンレス系だと思います。

そして何より、この2つは線径が異なります。初期型はφ1.5mm、現行方はφ1.7mmです。つまり互換性は無いですよね。線径が違うんですから、あたりまえです。画像を良く見ると太さが違うのがはっきり判りますよね。

告白してしまうと、ごく稀に、現行のアジャストメントに初期型のハーフリングが組んであるエンジンに出会う事があります。細い分には組めちゃいますからね。当然のことですが確当する個所は「いや〜な感じ」になっています。流石にその逆をやったエンジンには未だにお目にかかっていません。

  
Posted by cpiblog00738 at 00:55TrackBack(0)

こんな部品だってストックしていますよ

51bc2260.JPGご覧のようにこのタイプのアジャストメント(シムと呼ばれる事が多いです)だって一通り揃えてあります。正直に言えば、851がデビューしたときに張り切ってそろえたものですが、考えてみればあれからずいぶんな年月が経っていますね、、、、。  
Posted by cpiblog00738 at 00:38TrackBack(1)

これは何でしょう?

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かなりご無沙汰でしたが、久しぶりに投稿します。

さて、この部品は何でしょう?

これはデスモクアトロエンジンのクローズ側アジャストメントです。最近のものとはちょっと形状が違いますね。これは初期型の851ストラーダ等に使用されていた部品です。水冷4バルブが登場して最初の1〜2年だけ使われていたように記憶しています。今となってはあまり見ない部品ですね。

  
Posted by cpiblog00738 at 00:31TrackBack(0)