2011年11月20日
加工後です

この通路穴の表には本来スプリング状のバルブがあります。何のためにあるかというと、オイルクーラーが何かの原因で詰まった時にオイルクーラーをバイパスしてオイルが流れるようにするためです。まあストリート走行ではこうしたシステムも必要かもしれませんが、ドゥカティコルセはレース仕様のエンジンにこういったものは不要と考えたのでしょうね。90年代後半からのコルサエンジンは皆こうなっていました。オイルポンプから出たオイルは全てオイルクーラーを通過するべし!ということです。
Posted by cpiblog00738 at
15:39
メタルトラブル対策

直接の原因は何らかの要因でクランクピンの潤滑が滞ったということでしょう。オイルパンの油面が傾いた時にオイルポンプが空気を吸い込んでしまった可能性が高いです。このまま壊れたところを修復するだけでは気分が悪いので、根本的な対策を施そうと思い立ちました。オイルインテークシステムの追加です。デスモクアトロエンジンのコルサの後期に装着されていたシステムです。
まずクランクケースの下面に取り付けのための平面をフライスで加工します。最初は多少の隙間が出来てもシリコンで埋めてしまえば良いや、とフライス加工無しでそのまま取り付けようとも考えましたが、やはりそれではTFDクオリティーではないですよね。考え直して、ダメモトでケース加工をしてみることにしました。
Posted by cpiblog00738 at
15:21
トラブルの原因は・・・・。

ところがログデータではエンジンが止まるまで両気筒のラムダは正常で非常に良い値です。スロー走行中はラムダオプションの補正は行っていない領域ですが、それでもラムダの値はバッチリです。壊れたのは別のところじゃん、ということで、とりあえずオイルを抜いてみました。するとドレンボルトはご覧の通りです。
ゲッ!!!メタルトラブルじゃん!!!
Posted by cpiblog00738 at
15:21
851レースバイク続編

走り出すと車体から受ける反応は良い感じ。さすがにある程度セットが決まったバイクは良いじゃん、と思って3周目に入り、そろそろ全開にしてみようと思ったところ、100R通過中にエンジンの様子がちょっと変なことに気付きました。何か遅いぞ、と感じたところでエンジンから異音が発生。ヤベッ、ピットまで帰れるかな、と思いながらスローダウンして走行すると、300Rで今まで小さかった異音が派手な音に。反射的にエンジンを止めるとそのまま惰性でダンロップコーナー先にコースアウトしました。
タイヤバリアにバイクを立てかけて人間はコース外に。まだ走行は始まったばかりなので終了までは退屈だなあ、と思っていたら、外周路を回って速攻でレッカーが回収に来てくれました。さすがFISCO!ピットまで戻って来てもまだ走行時間内。さすがトヨタ。仕事は完璧です。
Posted by cpiblog00738 at
15:20
2011年11月11日
db-1の作業再開です

Posted by cpiblog00738 at
20:03