2013年07月25日
ベベル、ミッション
クランクケース内部の部品のシム調整中です。今回はクランクケース合わせ面は紙のガスケットを使用せずに液体ガスケットのみで対処するつもりなので、それに合わせて各部品のサイドクリアランスを調整しています。純正のシムは入手不可っぽいので、いろいろと手を尽くして使えるシムを各方面から入手するのが大変です。
Posted by cpiblog00738 at
20:04
ベベル、スプロケットシャフト
スプロケットが付くシャフトです。2重構造になっていて、内側にもオイルシールが存在します。とりあえず引っ張り出してみましたが、どう見てもただのワッカです。遠い昔、オイルシールだったこともあったんですね?というくらいの変わり果てた姿でした。そりゃオイルは漏れますよね。
Posted by cpiblog00738 at
19:56
ベベル、フレーム
ベベルのフレームはディメンジョンの点検および修正のために外注に出ていましたが、めでたくちゃんとした状態になって戻ってきました。
そもそもはエンジンを降ろす時に、マウントボルトを一度抜いてしまうとエンジン側とフレーム側の穴が結構ずれてしまうことが判明したので、この際ちゃんとしてから組み立てよう、ということになったのでした。
もうかれこれ30年前のバイクですから、このバイクの履歴は判りませんし事故くらいやっているかもしれません。そうでなくとも、私の駆け出しの時代の新車はベベルでそれこそ当時とんでもない数のベベルを見てきましたが、新車なのに穴が合わない個体だってありました。
エンジンでもフレームでもそうですが、まず一度ちゃんとした状態にすること、これが基本です。
そもそもはエンジンを降ろす時に、マウントボルトを一度抜いてしまうとエンジン側とフレーム側の穴が結構ずれてしまうことが判明したので、この際ちゃんとしてから組み立てよう、ということになったのでした。
もうかれこれ30年前のバイクですから、このバイクの履歴は判りませんし事故くらいやっているかもしれません。そうでなくとも、私の駆け出しの時代の新車はベベルでそれこそ当時とんでもない数のベベルを見てきましたが、新車なのに穴が合わない個体だってありました。
エンジンでもフレームでもそうですが、まず一度ちゃんとした状態にすること、これが基本です。
Posted by cpiblog00738 at
19:47
2013年07月24日
ベベル、ヘッド
最初からかどうかは判りませんが、ヘッドは前後で年式ズレですね。前バンクはシートが金色系でガイドも同様でした。年式的には前バンクの方が古いということです。前バンクのエキゾーストガイドはあまりにガタガタなので交換です。既にガイドを取り外した状態になっています。
Posted by cpiblog00738 at
19:53
ベベル、ピックアップ周り
ピックアップの線が経年変化でボロボロになるのはお約束です。この個体も例外ではなく、既に対策が施されていました。が、なんともお粗末なお仕事です。まあ確かに配線の引きなおし、と言えないことは無いかもしれませんが、これじゃとりあえずオイルが漏れるでしょう!!!プライドのかけらも感じられない仕事ぶりですね。ちょっと悲しい・・・・。
Posted by cpiblog00738 at
19:45
2013年07月22日
ベベル、シリンダー
ところでこれはフロントシリンダーです。何か眺めがおかしくありませんか?
シリンダスカートのクランクウェブ用の逃げの位置がずれてますね。シリンダバレルが勝手に回ってしまったのか、それとも誰かの仕業か・・・・。いずれにせよこのシリンダはボーリング屋さん行きなので、ついでに直してもらいましょう。
シリンダスカートのクランクウェブ用の逃げの位置がずれてますね。シリンダバレルが勝手に回ってしまったのか、それとも誰かの仕業か・・・・。いずれにせよこのシリンダはボーリング屋さん行きなので、ついでに直してもらいましょう。
Posted by cpiblog00738 at
23:41
ベベル、遠心フィルターの穴の中
クランクの洗浄は最初の洗浄液から、最後は白ガスを流し込んで終了しました。遠心フィルターの穴の中を覗くとこんな感じです。穴は貫通しているので向こうが見えます。真ん中に仕切りがあります。この仕切りのために左から来たオイルがそのままクランクピンへ行かずに一度クランクウェブの端まで流れ、異物があればそれをそこに残して仕切りを回避して戻ってきてからクランクピンへ流れるという仕掛けになっています。良く考えられていますね。確かドゥカティのシングルエンジンにも同様の仕掛けが有ったと記憶しています。
Posted by cpiblog00738 at
23:37
ベベル、クランクは荒療治
クランクはピンを打ちかえるまでの余裕が無いのでどうしようかと悩みましたが、意を決して荒療治でいきました。遠心フィルターの穴に洗い油を強引に流し込み、異物を洗い流そうという魂胆です。コンロッドの2本の隙間やコンロッドとクランクウェブの隙間からかなり勢い良く洗浄液が流れ出ます。この状態でコンロッドをクルクル回して、ピン周辺を洗浄します。ピンの打ち換えをやらないと決めたからには、こうした作業でもやったほうがやらないよりは明らかに良いでしょう。
Posted by cpiblog00738 at
23:28
2013年07月02日
マグステム
陽極酸化処理に出していたマグステムが出来上がってきました。陽極酸化処理を施した後にニシムラコーティングさんでクリアペイントを吹いてもらいました。これで将来的にずっとこの状態を保つことが出来ると思います。
Posted by cpiblog00738 at
18:04