2026年07月06日
FSWを走ってきました。#79に遭遇。
先週末の7/4(土)に富士スピードウェイのスポーツ走行を走ってきました。今年になって4回目のFISCO走行ですが、自分としてはふがいない走りが続いています。頑張って走っているつもりでもベスタイムから1秒以上遅いタイムしか出ません。今年になってからまだ1分50秒が切れていません。何とかしたいのでとりあえずいろいろなタイヤを試してみています。今迄はピレリのスリックかスーパーコルサがメインだったのですが、今年はDLのST1000用のスリックとBSのV02スリックを試しています。
今回は走行枠2本を走りましたが、それぞれの違いを確認する目的で、1走行目はBS、2走行目はDL、で走行しました。結論からいうと特にフロントタイヤに関して感触の違いはあるものの、自分としては大きな差ではなく、タイムも似たようなものでした。本当は大きな違いを感じなくてはいけない筈なのですけどね‥‥。
そして一瞬の間でしたが、ゼッケン79番のバイクに遭遇しました。
あっという間に視界から消えていったので印象的な場面は3ヶ所しかなかったのですが、自分なりに感じたことがいくつかあります。
インラップの走りを見るとおそらくですがFSWは今まで走ったことが無く、初走行だったのではないでしょうか?まず印象に強く残ったのはコーナーへの侵入のしかたです。自分をはじめとするアベレージレベルのアマチュアライダーであれば、初めて走るコーナーの場合、ベストのコーナー進入を100と仮定すると最初は60位から始まって、そこから70、80、とレベルを上げて詰めていくことになります。でもこの世界レベルの人達は違うんですね。最初に120位で進入します。当然曲がり切れなくなりますが、そこからどれだけ数字を落とせば100になるのか、という方法論で走っているように見えました。
また、コカ・コーラコーナーの進入で物凄い速度差でパスされましたが、動画を見ると自分の真横に並ばれた瞬間は自分のバイクもスロットル開度が100%になっています。勝手な先入観で79番のバイクは600ccだと思っていたので、この時は訳が分からず混乱しました。この瞬間の自分のバイクの状態は、ギアは4速でエンジン回転数は10,000rpmのちょっと手前、スロットルは100%の全開ですから、この時の出力はほぼ180馬力です。そこで並ばれたということで、「神様」が乗ると600ccでも200馬力出るのか!と驚愕しました。
ちなみにその前にストレートで#79のバイクが凄い速度差でインから前に出てまた後ろに下がっていったのですが、後から映像を確認するまでそれは#79のバイクではなく、別のたまに見かけるストレートがやたらに速いバイクだと思っていました。重複しますが#79は600ccだと思っていたので。あとから考えると、つまりちょっとだけ自分と遊んでくれたとも思えて、あとで非常に嬉しく思いました。
後から人伝に聞いたところでは、このバイクは型落ちですが1,000ccだった、ということで納得できたのですが。自分は残念ですが国産バイクを見てもそれが600ccなのか1,000ccなのかは全く判別できません。でも日本車に詳しい人が例えば996と748を見比べても数字が無ければ違いを判別できないと思います。それと同じようなものですよね。
ともあれ貴重な体験が出来て幸せでした。アッセンのレースで世界一速い人になったにもかかわらず、時間の許す限り練習するというこのストイックなモチベーションは驚異的です。最高峰クラスの世界チャンピオン、大いに期待しています。
Posted by cpiblog00738 at
19:11
2026年07月01日
毎度のピストン割れです
筑波の裏ストレートで急激なパワーダウンと発煙。その時の周囲の状況が許したのでそのままピットロードへ進入して帰還。パドックで試しにエンジン始動を試みると、エンジン始動はするもののエアインテークダクトからもくもくと煙がでます。オーナー様は慣れたもので特に驚愕することもなく、「この前のオーバーホールで費用をケチってピストン交換をしなかったらピストンが割れました!」と連絡がありました。
ピストンを取り外したコンロッドですが、割れたピストンの割れ目から吹き抜けた燃焼ガスがコンロッド小端を直撃しています。本来ならコンロッドも交換したいところですが、経験上機能的に問題が出ることは無いのでこのまま再使用します。ピストンは2個とも新品に交換で対応しました。無事な方のピストンも同じ条件で使用されてきたものですから、壊れた方だけ交換、は全くお奨めできません。 取り外したピストンの状態です。こういった壊れ方は考え方にもよりますが、自分としてはどちらかと言えば好ましい壊れ方だと考えます。何故なら壊れたことがすぐに判るのでそのまま使い続けて致命傷になることがありませんし、たいていの場合ピストンのみの交換でエンジンは復活するからです。勿論割れたりしなければ良いに決まっていますが、サーキット走行専用車であればノーマルピストンでも割れますからね。

ちなみにこの2点は999Rのノーマルピストンで、それぞれは異なる車両の別個体のピストンです。しかし双方とも割れ方は同じような印象を受けます。両者ともこの時点では体感的にエンジンの違和感は感じられず、定期的なオーバーホールで問題が発覚しました。 この状態が進行するとどのような状況になるかを予想すると、ピストンが砕けて最終的にコンロッド小端がフリーな状態になるのではないでしょうか。するとフリーになったコンロッド小端が周囲を叩き壊すということになります。エンジンへのダメージは計り知れません。そういった例も何件か見ています。
Posted by cpiblog00738 at
14:10



