2005年06月22日
ベベルギアではありませんよ。
工場を整理していたらこんなものが出てきたので紹介します。
これはベベルギアではありません。粉砕したギアボックスのギアです。
2つ繋がっている方がメインシャフトの3/4速、単独の方が相手方のレイシャフトの4速です。
何でこんな事になったかというと、シフトダウン時にギアの位置を固定しているサークリップが溝から外れてしまい、ギアが本来あるべきではない場所に移動してしまったからです。この場合は4速から3速にシフトダウンした時にそのショックでレイシャフトの4速ギアに接しているサークリップが溝から飛び出し、そのギアが本来かみ合いが外れる筈のメインシャフトの4速ギアを追いかけていってしまって半分噛み合ったままになってしまいました。その状態で3速ギアもちゃんと噛み合ってしまったので、結果として3速と4速の両方のギアが入った状態のなってしまったのです。
そこで半分くらいしか噛み合っていない4速の方が弱いので、画像のようなことになってしまったわけですね。
この事件が起こったのはもう10年近く前の話ですが、この事件以来私はエンジンオーバーホール時には必ずギアボックスのギア類をバラバラに分解点検し、必ず新品のサークリップを使って組み上げるように努めています。
ちなみにサークリップは6個使いますが、1個¥70-です。安いのでいつも100個くらいは在庫してます。
それとライダーの方へのアドバイスですが、言うまでも無くシフト操作は丁寧に行うに越したことはありませんよ。丁寧とゆっくりは意味が違います。早い、と、荒っぽい、も同じでは有りません。素早く、と、丁寧に、は両立すると思います。
Posted by cpiblog00738 at 09:53│TrackBack(0)
この記事へのトラックバックURL
http://trackback.blogsys.jp/livedoor/cpiblog00738/26005127