2005年08月21日
749Rのフレーム
ただいま全日本SUGO大会に向けて749Rのエンジンをオーバーホール中です。今のところエンジンに問題は無さそうです。
画像はエンジンを降ろした残りのフレームです。中央部に斜めに走る補強パイプが1本しか見えません。オマケにエアボックスとの干渉を避けるために潰してあります。748/916/996モデルとの操縦性の違いはおそらくこのあたりに起因するのではないかと最近思うようになりました。748/916/996系はここは×印の補強パイプになっています。またその他にも細かい違いが色々有り、749/999系は剛性を落とす方向になっており、そのひとつひとつがそれぞれ影響していると思います。749/999系がいきなり乗って乗りやすく感じるのはフレームのこのあたりの剛性を故意に落としているからでしょうね。その乗り易さと引き換えに本気のレースではネガが出てしまうのも現在の情勢では致し方ないと思います。
748/916/996系は街乗りやそれに準じた速度域では乗りづらいですが、フレームの補強部を切り飛ばしてこの画像のように造リ直せば749/999系のように乗り易くなるかもしれません。またその逆のことも言えると思います。
Posted by cpiblog00738 at 00:20│TrackBack(0)