2009年02月18日

添加剤の影響か?

b02bf43d.JPG

先日オーバーホール中のエンジンで、ピストンリングがこんなになっているものがありました。3分割タイプのオイルリングのスクレーパーで、拡張スプリングの痕がはっきりと付いていました。一瞬これは拡張スプリングとリングが擦れ合って焼きついてしまったのかと思いましたが・・・。

思い直して溶剤をつけた布で擦ってみると、この痕は消えました。画像の右半分、綺麗になっているところが拭き取ったところです。これは何だろうと考えましたが、おそらくおかしな添加剤でも入れていて、それが積もって固着していたのではないかという結論に達しました。こうなっていると、本来自由に動くはずのリングの動きが制限されるわけで、どう考えても良くない事になっていると思います。

私の持っている添加剤に対するイメージは偏見に満ちていますが、それは以下の通りです。

「添加剤が効くようなエンジンは既に完調ではありません」



Posted by cpiblog00738 at 12:08