2009年09月29日

シフトコントロールアーム

cc05ddd4.JPG分解したシフトコントロールアームです。普段はスプラインの切ってあるシフトシャフトの先だけがエンジンから突き出して見えています。内部には2個のスプリングが使用されていて、どちらか片方でも折れたりするとシフト操作に支障が出ます。具体的には、シフトしたのに次のギアに行かなかったり、次のギアを飛び越してギアがカラカラ言いながら噛み合わず、ニュートラル状態になったりします。その状態からいきなりギアが噛んで危うい事になったりもします。ということで、スプリングとサークリップは交換です。太い方のスプリングを交換すると各部品の位置関係が微妙に変化しますから、アームの途中にあるエキセントリックシャフトを調整して部品が正しく機能するようにする必要があります。これが結構面倒な作業で、完璧を求めるといつまでたっても終わらないということになったりします。

Posted by cpiblog00738 at 00:35