2010年03月18日

クランクシャフトの位置決め

e6cb182b.JPGクランクシャフトを両側で支持しているベアリングとクランクシャフトの間にはシムが存在し、その厚みを変えることでクランクシャフトの位置を左右に動かす事が出来ます。空冷エンジンはコンロッドが大端支持になっているので、ピストンの真ん中にコンロッドが来るようにクランクシャフトの位置を持っていきます。画像のように片側のシリンダーとピストンを外しておけばもう片側の様子が目視できるので、作業は比較的容易です。バラしたり組んだりの繰り返しで時間はかかりますが。

Posted by cpiblog00738 at 22:58