
エンジンが出来上がり、動力計の上でマッピング作業が行われています。前回のイマイチ仕様のエンジンでは全開全負荷状態でもエキパイの色は赤くなる兆候さえありませんでしたが、今回はこの通りです。マッピングしてゆくとアイドリング近辺では要求される燃料が前回よりもかなり少なく、逆に高回転になると燃料がどんどん入ります。こんなに燃料が入ったらいったい何馬力出るんだろう、とかなり期待しましたが、馬力自体はそれほどでもなくまっとうな値でした。
画像は、スロットル開度100%、エンジン回転数9,000rpm、スプロケット軸出力120.0馬力、の状態をダイナモ室の中に入って撮影したものです。この状態のダイナモ室に入るのは「決死隊」の気分です。