2015年11月12日

オイル漏れ修理

何処から漏れているのかよく解らない、オイル漏れというのは大抵そんなものですが、それでもそのうち原因が判明する場合が殆どです。
でも今回のオイル漏れは手強いです。
本当に何処から漏れているのか、判別出来ません。
それでもとりあえずは後バンクからであることは確実と判断できるので 、後バンクに手を付けます。

で、ここまでバラしました。001
ここまでの行程で原因は判明せずです。
こういった原因がよく解らない場合はクランクケースのクラックが原因であることも多いので、綺麗に清掃してじっくり観察しましたが、それらしきものは発見できませんでした。




002次はヘッド周りです。
カバーを全て外して点検し、ガスケットとオーリングを新品に交換して組立てます。
此処でも明らかに原因らしきものは発見できませんでした。





しょうがないので元のように組み立てます。
競技専用車両なのでその辺を試乗してオイル漏れの確認をするわけにはいきません。
組み上がったらFISCOに出かけて実際に走行してみるしかないですね。
もし症状が改善されていたら、今回の作業では気付かなかった原因が有って、それが今回の作業で たまたま対策されたということでしょう。
症状が改善されなかった場合は、しょうがないので今度はエンジンを降ろして全バラです。 

Posted by cpiblog00738 at 19:43