2023年07月26日

DUCATI SUPERMONO スーパーモノ・レストア記 その5

002 あまり長期間放置するとブレーキディスクは痛みます。この時代のブレンボはまだ鋳鉄ディスクの時代です。ということでアウターローターの表面処理を行いました。これで暫くの間は安心です。




IMG_4891 メインフレームです。画像では判りにくいかもしれませんが、結構汚いです。錆が浮いているところも見受けられます。





IMG_4954 そこでメインフレームにはリペイントを施しました。これで完璧です。ホイールも同様にリペイントです。ペイントはニシムラコーティングさんに依頼させていただきました。




IMG_4967 これはスイングアームに付属しているチェーン引き機構周りの部品です。材質はマグネシウムです。もともと緑色の陽極酸化処理が施されている部品ですが、やはり腐食が進行しないように改めて陽極酸化処理を施しました。この緑色の表面処理は数ある陽極酸化処理の中では特に耐食性が優れているとのことですが、施工を引き受けてくれるところは少ないと思います。なんでもこの処理を行うと工場内にシアンガスが発生するとのことで、処理中は工場内が無人になるというようなことを聞きました。

IMG_2476 その他のスチール製シャフトやナット等にはクロメート処理を施しました。この画像はスイングアーム関係の部品です。


Posted by cpiblog00738 at 08:32