2025年02月14日

販売中のビモータdb1

DSC02401 現在販売中のビモータdb1の詳細を、部分的にですが製作時の写真を交えてご紹介します。まだ売れておりませんし、今のところお問い合わせも少ないので少しだけ詳しくご紹介したいと思います。ご質問等があればお気軽にご連絡をいただきたいと思っております。





IMG_2602IMG_2603 まずエンジンですが、ニシムラコーティングにてオールペイントを施しました。当然ながら付属部品は全て取り外してペイントしておりますので、基本的に取り外したものは全て新品に交換しました。



IMG_2607 クランクシャフトのピン部分ですが、この時代は仕上げが綺麗ですね。最初からピカピカに仕上げてあります。デスモクアトロの時代になるとここまで綺麗に仕上げられてはいません。そんなにピカピカに仕上げなくても大勢に影響がないという結論になったのだと思いますが、無条件にピカピカの方が嬉しいですよね。


IMG_2736IMG_2649IMG_2739 クランクケース、シリンダーヘッド、シリンダー、これらをはじめとしたエンジンパーツは全てニューペイントです。全ての部品をバラバラにしてペイントしますから、ペイントの点数でいうとエンジン全体で30〜40点となり、ものすごく大変な作業になります。それなりの費用がかかるので現在はあまりお勧めしていませんが、仕上がりは映えます。

IMG_2800完成したエンジンです。







IMG_3060 こちらは完成したエンジンを車体に載せているところです。フレーム、スイングアーム、フォークボトム等もニシムラコーティングでリペイントしています。





IMG_2903 ステアリングのロアブラケットです。左がオリジナルの鋳造品ですが、この個体はクランプ部分が割れた履歴があり、溶接によって対応されていました。ビモータの場合、ここの部分の割れは結構アルアルなのですが、それにしてもこれは受け入れられない状態です。
 そこでオリジナルのコピーを削り出しで製作しました。それが右側の部品です。もちろん外注ですが、有り得ないほど良い仕事です。材料も17Sなので完璧すぎです。

IMG_3174 フロントホイール周りです。ディスクはブレンボ製の新品でステンレス製です。インナーローターはホイールに合わせるために特注で単品製作しました。キャリパーは旧タイプのレーシング。ホイールは3本スポークのマルケジーニのマグネシウム製。当然リペイントです。



IMG_3175 リアホイール周りです。フロントに合わせて3本スポークのマルケジーニのマグホイール。スプロケット周り、リアブレーキのインナーローターやキャリパーブラケットも単品製作です。このあたりの部品は自分で旋盤やフライス盤と格闘しながら製作した記憶があります。



IMG_3433 燃料タンクはビーター製のアルミタンクです。ご存知の方が多いと思いますが、純正の燃料タンクはポリバケツと呼ばれていましたね。
 外装のリペイントの前に各部品のフィッティングは済ませておく必要があるので、フロントフェンダーはまだ色違いのままです。



IMG_4241 完成直前の様子です。ちなみに外装はオリジナルではありません。型を持っているファイバー屋さんに頼んでイチから製作してもらいました。オリジナルのカウルの傷みが激しく、補修して厚く重くなるのを避けたかったのがその理由の一つではありましたが、それよりも車体を持ち込んでフレームに合わせてピッタリ狂いなく取り付けが可能になるように製作してもらいたかったという希望がありました。メインのタンクシートカウルの取り付けは4本の大きなボルトで取り付ける構造ですが、オリジナルだと穴位置が合わずに脱着の度に無理やり取り付け、というノリになる場合が殆どのような気がして、それを避けたかったのです。
 ペイントの質も松竹梅でいえば「松の上」です。指でなぞっても文字、ライン等の段差が感じられないピカピカのペイントです。
 ちなみにエキゾーストは2in1で集合部まではもともと装着されていたものですが、そこから後ろのスリップオン部分はチタンパイプに昔のMotoGP用のサイレンサー(だったと思います)の組み合わせです。

 製作時の写真は多く残っていませんが、車両には一見の価値あり、何よりも実物を見ていただくのが一番だと思います。




Posted by cpiblog00738 at 19:37